初体験!!

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スタッフブログ

初体験!!

2017年05月17日

スタッフの大地です。

 

初めてブログを担当させて頂きます。

 

皆様はゴールデンウィークどの様に過ごされましたか?
旅行に行ったり、家族と過ごしたり、中にはお仕事だった方もいるかもしれませんね。
私は約1年ぶりに故郷の種子島に帰省して参りました。
今回の私のブログのテーマは「種子島」ではなく、「種子島に帰るまで」を書かせて頂きます。
なぜ帰るまでなのかというと、私は以前からチャレンジしてみたかったある方法で帰ったからです。
それは….

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「ヒッチハイク」です。
おそらくヒッチハイクという言葉を聞いたことのある方は多いかと思いますが、実際にしている人を見かけたことはあまりないのではないでしょうか。

そもそもヒッチハイクとは、「通りがかりの自動車に(無料で)乗せてもらうこと」とあります。
今のご時世に見ず知らずの他人を乗せてくれる人はいないのではないか、あるいは便利な交通機関があるのにわざわざヒッチハイクなんかする必要がないと思う方もいらっしゃると思います。
なぜ私が実行するに至ったかと言いますと、ある本がきっかけになりました。
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堀江貴文「ゼロ」です。
堀江貴文さんといえば、福岡県八女市出身の実業家でテレビ等にもよく出演されているのでご存知の方も多いと思います。堀江さんはこの本の中で、大学時代にヒッチハイクで小さな成功体験を積み重ねることによって自分に自信が持てるようになり、起業後も臆することなく営業をかけていくことが出来たと綴っています。

 

なんとなく面白そうだと思った私は早速ゴールデンウィークに実行することにしました。

 

連休初日の朝6時、家から歩いて20分ほどの都市高速入り口の手前で、大きなスケッチブックいっぱいに「熊本方面」と書き高速道路に乗るであろう車を待ちました。
連休初日ということもあり朝早いながら車通りも良好で、すぐに誰か停まってくれるんじゃないかという安易な考えとは裏腹に車は私の横を無情にも通り過ぎていきます。
行き先を鳥栖方面に書き換え、好奇な視線も段々痛く感じ始めた約1時間後、ようやく一台の車が停まってくれました。
停まってくれたのは若い社長さんで、熊本まで出張に向かわれるらしく、途中までならいいよということで乗せてもらいました。
その時、初ヒッチハイク成功の喜びと感謝の気持ちが込み上げてきて凄く嬉しかったのを覚えています。
道中色々と話を伺ったところ、ドライバーさんはよくヒッチハイカーを乗せるらしく以前は北海道から来たという強者を乗せたことがあるらしいです。

ドライバーさんの心意気に感謝しつつ、降り口手前の広川サービスエリアでお別れしました。

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連休とあってサービスエリアは車でいっぱい。
交通整理されている方も居たので流れを滞らせては悪いなと思い、ここから先は直接ドライバーさんに声をかけて乗せてもらう作戦に切り替えました。
と言っても、辺りは家族連ればかりでなかなか声をかけづらい時間が続き、時間は経つ一方。
とりあえず声をかけなければと思い散策していると、かっこいいスポーツカーに乗った若いお兄さんを発見。
私もスポーツカーは昔から好きだったので気が合うかなと思い声をかけると、快くOKを頂きました。
乗せてくれたのは爽やかな20代前半の男性で、これから熊本の阿蘇までドライブに出かけるとのことでした。
ヒッチハイカーを乗せたのは初めてのようでしたが、道中大好きな車の話で盛り上がり、あっという間に目的のサービスエリアに到着。
別れる際に、「貴重な体験をさせて頂いてありがとう」と、反対に感謝されてしまってなんだか恥ずかしい気持ちになりながらお別れしました。

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ようやく熊本に入り、ゆっくりできるかと思いましたが、鹿児島から種子島の船が17時までなので先を急ぐことにしました。
サービスエリアを見渡してもやはり家族連ればかり。
電気自動車を充電している男性を発見し、思いきって声をかけてみました。
すると、今から友達を鹿児島の空港まで迎えに行くところの様で、空港の手前まで乗せて頂けることになりました。
お昼過ぎということもあったので、途中のサービスエリアで一緒に熊本ラーメンを食べ、鹿児島へ出発。
ドライバーさんは種子島に興味を持って下さったのですが、いざ種子島のことを説明しようと思っても上手く説明できず、自分は全然種子島のことを知らないんだなと痛感させられ、ドライバーさんに申し訳ないという気持ちと同時にすごく自分が不甲斐なく感じ、改めて生まれ育った種子島のことをもっと知りたいと思ういいきっかけを頂きました。

 

車は溝辺鹿児島空港手前の溝辺パーキングエリアに到着し、ドライバーさんともここでお別れしました。

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鹿児島には入ったのですが、この溝辺パーキングエリアは停まる車はそれほどなく、船の時間も迫っているので、とりあえずお手洗いから出てきた男性に声をかけました。
しかしここまで声をかけても断られることなくきていたのですが、ここにきて初めて断られてしまいました。
ヒッチハイクを始める前は、断られて当たり前だと思って挑んだわけですが、やはりあっさり断られると心が折れそうになります。
そうも言ってられないので、気持ちを切り替えて待っていると、一台の大きなバンが入ってきました。
中から若いお兄さんが降りてきたので、すかさず事情を説明し、鹿児島市内まで行きたいのだと伝えると、どうやら市内には行かない様です。
私は疲れもあってかショックを隠しきれないでいると、見かねたお兄さんが時間があるので船着き場まで乗せて行ってあげると言って下さいました。

正直今日中に帰れるか不安だったので私は嬉しさと安堵感でいっぱいになり、乗せてもらうや否や力が抜けてしまいました。
お兄さんは福岡の八女市からお友達に会いに鹿児島に向かっている最中のようでした。
詳しくお話を伺うと、お仕事は花や果物を作る農家さんのようで、農業の大変さや、やりがいなどを語って頂きました。
私の実家も和牛の生産と米や安納芋の農家なので、共感することが多く話も弾み楽しい時間を過ごす事ができました。

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時間もあっという間に過ぎ、鹿児島南埠頭に到着。
わざわざ、船着き場まで送ってくれたお兄さんにお礼を言い、なんとか最終便の船に乗り種子島に帰る事ができました。

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軽い気持ちで始めたヒッチハイクでしたが、いざ始めると不安で仕方なかったですが、4人もの親切な方々に乗せて頂き無事に目的地までたどり着くことができました。
ヒッチハイクを終えて自分の中で何かが変わったかは分かりませんが、自分には無理だと思っていることでも少しだけ勇気を出せば案外なんとかなるものなのかもしれませんね。
これからも無理だと決めつけず色々な事に挑戦して行きます!

 

最後に、乗せて下さった4人の方々、本当にありがとうございました。
全然業務に関係のないお話でしたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
今後ともタナカマル商会をよろしくお願い致します。

 

 

2017年5月
美原 大地

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